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「令和4年度災害時外国人支援セミナー」開催しました

今年で3回目となる「令和4年度 災害時外国人支援セミナー」を6月10日、iichiko総合文化センター 県民ギャラリーで開催しました。
当日のセミナーは行政職員(県市町村国際交流担当者、県市町村防災担当者)を対象にしたもので、セミナーの前半では、まず県防災対策企画課 阿部主査から「大分県の災害対応体制」、県国際政策課 清田主査から「災害時の外国人支援」について説明がありました。

続いて、立命館アジア太平洋大学(APU)言語教育センター長 本田明子教授より「災害時の外国人住民支援」をテーマに講義をしていただきました。同教授に同行して参加したAPU学生のエリオットさんからは、災害時に出される情報は簡易な(やさしい)日本語でないと、外国人には分かりにくいのではとの意見を聞くことができました。

次に佐伯市あまべ商工会 外国人技能実習支援課 谷口里美さんから、佐伯市の関係機関と協力して実施した外国人技能実習生を対象とした防災講習会や、実習生など外国人住民が災害や事故にあった時に役に立つように名前や住所などを記入できるカードや避難所の位置図が入った「ぼうさいおまもり(防災御守り)」を配布している取り組みについて説明していただきました。

セミナーの後半では、別府市文化国際課 大塚大輔さんから2016年熊本地震の時の経験談と別府市の取組について、最後に災害時外国人支援情報コーディネーターでもある、当プラザの橋本参事より(一財)自治体国際化協会(クレア)HPに掲載してある災害時の多言語支援に役に立つ情報を説明していただきました。

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