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国際理解講座②【韓国編】を開催しました
9月13日にiichiko総合文化センター 映像小ホールにて、「国際理解講座 韓国編」を開催し、32名の方にご参加いただきました。本講座は、おおいた国際交流プラザが主催するFree Talk Class韓国語の講師を務める、県国際交流員の安 秀榮（アン スヨン）さんを講師に迎え、「韓国の名節『秋夕』」と題して、伝統的な祝日で古い歴史を持つ「秋夕（チュソク）」について、いくつかのキーワードに沿ってお話しいただきました。
講師は、韓国の伝統衣装である韓服（ハンボク）の中でも、日常生活で気軽に着ることができるシンプルな生活韓服を着て登壇し、自己紹介のあと、チュソクの基本情報（日付、内容、意味、別名など）や日本のお盆との相違点、時代の流れとともに変化するチュソクの昔と今を説明しました。
続いて、チュソクをより深く理解する上でポイントとなるいくつかのキーワード（食べ物、遊びなど）に沿って、講座を進めました。チュソク期間に欠かせない特別な食べ物として、ソンピョンと呼ばれる半月形の餅を紹介しました。緑豆、胡麻、栗などの餡を入れ、松の葉の上で蒸して作るソンピョンは、新米を祖先に供えて感謝の気持ちを表す意味があるそうです。また、世界無形文化遺産に登録されているカンガンスルレは、歌、踊り、音楽が一体となって構成される伝統的な円舞で、女性が躍る輪は豊かさを意味する満月の象徴とのことでした。講座では、カンガンスルレのステップの一部を講師が紹介し、参加者のみなさんと練習した後、音楽に合わせて一緒にステップを踏んで楽しみました。
最後に、今回の講座の復習としてチュソクに関するクイズや、「こんにちは」「ありがとう」などの基本的な挨拶、文字の構造や読み方などの韓国語に触れる時間もあり、参加者からは「参加型の講座で楽しかった」「今まで未知だった韓国の文化等を知ることができた」などの声が聞かれ、大満足の講座になりました。
