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令和7年度「日本語教室・日本語ボランティア研修」を開催しました

 おおいた国際交流プラザでは、県より委託を受けて「日本語教室・日本語ボランティア研修」事業を実施しています。
今回の研修は7月19日、27日に「iichiko総合文化センター」(大分市)にて初級者を対象に実施し、大分市を中心に延べ69名の方が受講しました。講師は昨年度に引き続き、立命館アジア太平洋大学の本田明子教授に務めていただきました。
初日冒頭には、主催者を代表し、大分県国際政策課の平井主査が挨拶を行い、「大分県に住む外国人は年々増加傾向にあり、地域の産業等を維持するために外国人の協力はなくてはならない存在になってきている。外国人と円滑にコミュニケーションを行い、よりよい大分にしていくためにも、ボランティアの皆様の力をお借りしたい」等のお話がありました。

主催者あいさつ : 大分県国際政策課 平井主査
講師:本田 明子 立命館アジア太平洋大学教授

 

 

 

 

 

 

 

(研修の概要)

日程】 7月19日(土)、7月27日(日)の全2回
時間】 10:00~16:00
場所】 iichiko総合文化センター
講師】 本田 明子 立命館アジア太平洋大学教授
受講対象者日本語教室・日本語ボランティアに関心のある方
受講者】  延べ69名
研修内容
第1回~多文化社会の現状と日本語ボランティアの役割、日本語教育とは何か、日本語教育の基礎知識
第2回~日本語を教えるための基礎知識Ⅰ、日本語を教えるための基礎知識Ⅱ

 研修1日目は、多文化社会日本の現状と日本語ボランティアの役割についての話から始まり、2日目は、外国語としての日本語を教えるための基礎知識について学びました。研修後半は講師から説明のあったシラバスを活用した自己紹介の考案や、3~4名のグループで生活Can do(国内に在住する外国人が日常生活において日本語で行うことが想定される言語活動を示したもの)を作り、そのCan doを使って実際に日本語教室でどのような活動を行うかを考え発表する等、より実践的に日本語の教え方の基礎を学習しました。
参加者アンケートでは、「日本語教育への知識が深まった」、「日本語を教えるということについてのイメージが明確になった」、「外国人との交流にもっと積極的にかかわっていこうと改めて思うようになった」等の感想が聞かれました。
今回の研修で学んだことがさまざまな地域で大いに活かされることを期待しています。

グループワークの様子
グループワークの様子
発表シート
発表の様子

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